本校は,地域住民の熱い期待を受けて昭和53年に開校し,今年で創立43年目を迎えます。本校の近くには桜の名所として有名な千貫桜などがあり,風光明媚でよい環境のもとで生徒の皆さんたちは高校生活を送っています。開校以来8,000名を超える卒業生は,勉強に,部活動に,ボランティア活動等に積極的に取り組んできました。そして,さまざまな実績を重ね,地域に信頼される学校として現在に至っています。 平成23年に本校は,新しいタイプの単位制普通科高校「アクティブスクール」に改編されて,生徒の多様なニーズに対応しながら基礎学力及びキャリア教育の充実等を目指しています。すべての普通教室に「電子黒板」が導入されており,それらを活用して20分間の授業「ベーシックトライ」を行い,習熟度別の授業を実施して,基礎学力の充実と応用力の育成に努めています。また,キャリア教育の充実を図るために,1年次では「コース別体験学習」,2年次では,「インターンシップ」,3年次では「デュアルシステム(長期就業体験)」などの本校独自の体験学習プログラムである「キャリアデザイン」を実施しています。
本校では,校訓として「自主・責任・協調」を掲げ,今後の変化の激しい現代社会で必要とされる自主性,責任感,協調性のバランスのとれた生徒の育成に努めております。
さらに,「夢・希望・自己実現」のテーマのもとに,目指す学校像として以下の3項目の具現化に努めてまいります。
1 新たな夢・目標を常に持ち続け,自己の可能性を伸ばす。
2 基本的生活習慣を確立し,基礎学力を向上させ,進路希望の実現を図る。
3 気力・体力・忍耐力を養い,社会に必要とされる人間の育成を図る。
本校教職員一同,生徒の成長のために力を尽くし,地域に信頼され,生徒が一人一人の夢と希望を自己実現できるよう努めてまいります。今後とも皆様の御支援,御協力をお願いいたします。
令和2年4月
茨城県立茨城東高等学校長 山﨑 浩之